『水の駅』
ふとできた休日の朝
いつもと同じように家を整えるけれど
どこかぽやぽやしていてふわりふわり浮かんでこのまま雲にでもなれそうな
そんな気持ちになった。休日大事。
今は珈琲を淹れてのんびりしてる。おやつ大事。
こんなぽわんぽわんな私で綴ってみます。
2020年の11月から始まった
沈黙劇『水の駅』は
一旦、それぞれの道を歩み始めました。
ご来場くださったみなさま、
お心馳せていただいたみなさま、
心からありがとうございました。
福岡・ポーランド・福岡
この水の駅としては三度の、集まり歩み別れ。
私たち自身も、とりまく環境も変わり
「久しぶり、だけど、はじめまして」を繰り返してきました。
そうして今、歩んだ道を振り返り思うのは
“私はずっと知っていたし、待っていた”
ということ。
強くなるために自分をごまかしたり
誰かが喜んでいれば自分は安全だと思ったり
自分を消すことに麻痺してしまっていたり
みんなにわかる言葉を知らなかったり
人の目の奥の色で多くの情報を得てしまったり
そうして過ごした長い時間によって
思考の癖のようなものができていたとして。
そういうの、もう頑張れないな
というか元々そういうんじゃないって
知っていて
向き合う機会を待っていた気がします。
伝えたくて、伝わらなくて、疲れてしまって、
いつからか話すことがこわくなった。
そんな自分の扱いに慣れてしまった頃、
沈黙劇水の駅と出会い
カンパニーとなったみんなが
ただ待って、ただ耳を澄ませて居てくれて
自分の言葉でいいからね
そんなあなたの言葉を好きだからねと言ってくれた。
言葉は涙になってぽろんとこぼれてしまう。
今は、それでいい。
わたしの世界はとても優しい。
向き合う準備が整いました。
暮らしの中の愛おしい美しい瞬間
その点を、ひとつひとつ集めて線にする。
言葉とか国境とかない
ここがわたしの水場です。
ただただ、ありがとうございました。
ふかふかのゆるゆるで
これからまたいっぽいっぽ歩みます。
よければ、いっしょに歩みましょう。